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Kie Takeda

マインドフルネス瞑想

6月27日のKiiYOGAオンラインではマインドフルネス瞑想をテーマにして、今ここをじっくりと味わいました。  「 マインドフルネス 」 とは、「今ここを感じる気づきの瞑想」 です。  マインドフルネス瞑想は、今ここに集中することで、過去への後悔や、未来への不安などから離れ、気づく力と集中力が高まり、ストレスが軽減され心が穏やかになり、感情知性が高まり、心が安定し、頭が明晰になり洞察力が高まっていきます。   もともと、ヨガの中にはこのマインドフルネス的な考えは入っていて、今ここに意識を向けるということは自然に行っています。  そのおかげで、私はヨガを続けるなかで、自分の心を楽にすることができるようになってきたと感じています。  ヨガをする前の自分は、幼少期〜ヨガに出会う前の過去の辛い経験と、今の辛い感情をすぐに結びつけてしまっていました。  たとえば、祖母が私に対してキツく当たることが多かったので、祖母と同年代の物事をはっきり言う女性は最初から苦手意識があったり。  その人ときちんと向き合う前から”怖い”と、勝手に恐怖心を作り出してしまっていました。  祖母のことだけでなく、なんとなくネガティブな意識へ、意味づけすることが癖になってしまっていたと思います。  思考のパターンや、記憶への意味づけが凝り固まって、偏ったものの考え方に囚われてしまっている状態でした。   それがヨガを続けて、2年くらいしたときに、あれ?なんか気持ちが引きづられにくくなったなと感じるようになっていきました。  もちろん、ヨガを始めたことで、出会った人の言葉に救われたり。ただただ、心身を整えたからだけ。ではなかったかもしれません。  だけど、確実に”今ここ”を味わうことが上手になり、過去のトラウマから少しずつ解放されていく。とう実感がありました。  そのなかで凄く大切に感じていたのは、今ここを味わうと同時に、自分ではコントロールできないことを切り離して考えることでした。  自分に対して反省もなかったり、未来の計画性が全くないのはとても問題ですが、、、  過去のことでいえば、すでに起きてしまって自分では変えられないこと。未来のことでいえば、例えば、明日地震が起きるかもしれない、事故で死ぬかもしれないなどの変えることのできないことへの不安。  これは、自分ではコントロールできません。  だけど昔の私は自分ではコントロールできない相手の感情が自分の意に沿わないことで悲しんだり、こうであってほしいと自分の願望ばかりに縛られていました。   そういったある種の欲、自分のエゴ、こうしなきゃいけない。こうだったらよかったのに!  という、祖母に対する自分の欲を切り離せるようになってきたころ、あんなに嫌だった祖母に対しても、”してくれたこと”、当時、私の欲しかった形ではなくても”祖母なりの想い”があったことを受け止められるようになり、心からありがとうと言えるようになっていました。  そのあと、認知症であまりはっきりとした意識がなくなってしまったので、元気なうちに祖母を愛おしく思えたことは、ヨガのおかげだと思っています。  もちろん一朝一夕に変わったわけではなく悩んで、真剣に考え、向き合ってきた過程があるから、受け止められたこともたくさんあります。  でも、今ここ。を感じることは、遠回りなようで、自分自身を大切にするため、周りの人を大切にするための大きな一歩だと私は思います。  来月も引き続きKiiYOGAオンラインで、マインドフルネスヨガを行いますので、体験していただけたら嬉しいです。

きえ/KiiYOGA(@kiiyoga)がシェアした投稿 – 2020年 6月月28日午前1時23分PDT

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