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今読んでいる本


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「ダライ・ラマ宗教を語る」

この本を買ったのは1年半ほど前の、 高野山でのダライ・ラマ法王から金剛界マンダラ灌頂を受けた時。

正直、チベットのことも密教のこともよくわからず、 龍村先生の「聖人という人に会うのはいい経験になるよ」 という一言がずーーーーんと心に響いて わけもわからず同行させていただいた高野山でした。

でも、とても充実した数日間。

聖人と言われているにもかかわらず、 親しみやすい笑顔で、みんなの顔がよく見えるようにと、 スポットライトよけのサンバイザー姿のダライ・ラマ法王にとても感動しました。

「幸福になれるかは人がいかに心をコントロールできるかに依っている。 自らの利益のために他人を利用するのではなく、 思いやりの心をもって他者の幸福のために努力することで幸福は生まれる。 反対にコントロールされていない心からは苦しみが生まれる。

個人よりもより広い社会の利益を求める気持ちがあれば、 たとえ個人的な問題が生じようともそれはとるに足らないことになろう。」

「慈悲、愛、寛容、やさしさといったポジティブな感情をもつように努力することで心の平和がもたらされ、それが自分だけでなく他者の幸福にもつながるのだ。」

ダライラマ法王日本代表部事務所より引用 http://www.tibethouse.jp/home.html

など、 にこやかな笑顔からすっと真剣な表情で語られているのがとても印象的で、 こんな場に参加させてもらえてなんて有難いんだろうと思いました。

思えばこのあとからバタバタといろんな事が起こり、 今の事務局で働くことになったのだから不思議です。

この本は、 今の今まで読まずにいたのですが、 急に思い立って読み始めました。

もともと高校はキリスト系だったり、 大学では国文学を専攻していたことから仏教を学んだりしていたこともあったり。

ヨガを始めてからはより宗教心とは? と考える機会も増え、

最近は色んな本を読みたいと思うようになり。 パラパラと読み始めたら。 やっぱり面白いよね・・・・・・。

まだ半分くらいですが。 分からないこともたくさんありますが。

宗教は違うけれど、 同じ部分もあり。

真実は真実だな~。と。

解釈の違い。そりゃあるけど。 共通点もまた多いのですよね。

でも、まだまだ勉強不足だから やっぱりもっと本読もう!

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私のヨガのはじまりは、大好きだった祖父が他界したときがはじまりだったと思う。 祖父は脳梗塞になり、だんだんと認知が進み、動けなくなり、ほどんど寝たきりになり はじめて倒れた日から1年ほどで他界した。 私を無償の愛で守ってくれた存在との別れは、 高校2年の自分には、耐えられないほどの悲しみだった。 それから、死について、 生きることについて、 幸せとは何か に向き合う日々だった。 そして、24歳

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